ありがとう 鹿児島工

今年の大会。初出場の鹿児島工の活躍に感謝します。
TV前ではありましたが,心より応援させていただきました。
そして,数々の好ゲームと感動。
ただ,ただ,ありがとうございました。という気持ちです。
選手や関係者の皆さん,おつかれさまでした。
胸を張って鹿児島に帰ってきてください。

 

甲子園大会に思う

【私的なことですが】
思えば小学校時代,第60回大会から見てきた高校野球
「出ると負け」「1回戦ボーイ」と(我が両親に)言われていた鹿児島県勢。
甲子園で接戦,あるいは1勝してくれただけでも,猛烈に感動していました。
勝ち上がらなくても,1試合1試合にワクワクドキドキし,心をくすぐりました。

その後,鹿児島県代表が力をつけ,上位進出の常連に。
それはそれでうれしく,楽しい甲子園大会の観戦でありました。

さらに,年をとり大人になっていったとき,いろいろなものが見えてきました。
高校野球の本質は変わっていないのかもしれませんが,
部活動としての高校野球や,甲子園大会に,何か違和感が。
強豪校がひしめき,通常では太刀打ちできないハイレベルな大会に,
野球としての高い技術の面白さを感じる反面,どうも観戦の熱は失っていきました。
用具,技術,体制,仕草,身なりなどの変化に,これも時代だと思っていました。

そんな中,県内から久しぶりの夏,初出場校。
それも,専用グランドも,スポーツコースもない公立校。
1勝でもしてくれれば,あるいは大量失点をせず接戦をしてくれればとの思いでの観戦。
それが,あれよあれよに勝ち上がり,
また,なぜか昔のような素朴な雰囲気のチーム。
高校野球を見始めた子供のころのように,なぜか試合に引き付けられました。
そして,ワクワクドキドキしながら楽しく観戦。

県代表の勝ち上がりもあってか,久しぶりにほかの試合も見ました。
強力打線,本塁打連発,豪腕投手の活躍などすごいなぁと感じました。
そして大会終盤。見ていて飽きない試合の連続に,つい見入っていました。
さらに,決勝は,歴史に残る再試合。
また,甲子園大会も好きになりそうです。
そして,そのきっかけにもなった鹿児島工の活躍に感謝します。

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